『大野城市』の離婚相談

離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。

例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。

ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで大野城市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

大野城市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、大野城市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される女性弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時:週1回程度

会場・問合せ先:男女平等推進センター「アスカーラ相談室」(まどかぴあ3F)

電話:092-586-4030

ちくし女性ホットライン

DV、セクハラ、夫婦関係などの悩みについて相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:月・水・木・金曜日(12時~19時)、土曜日(10時~17時)

相談先:ちくし女性ホットライン

電話:092-513-7335

臨床心理士による相談

臨床心理士による相談です。夫婦関係、DV、子育て、人間関係などの相談が能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:月4回程度

会場・問合せ先:男女平等推進センター「アスカーラ相談室」(まどかぴあ3F)

電話:092-586-4030

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

石巻市の離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民窓口サービス課(整備担当)

電話:092-580-1844

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:国保年金課(国保年金担当)

電話:092-580-1846~8

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、南福岡年金事務所までお問い合わせください。

所在地:福岡市南区塩原3-1-27

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:092-552-6112

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:国保年金課(国保年金担当)

電話:092-580-1846~8

大野城市のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課(子育て支援担当)

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金

電話:092-580-1862・1863

◯国保年金課(国保年金担当)

・ひとり親家庭等医療費支給制度

電話:092-580-1846~8

大野城市役所※相談の日時や予約の確認は、大野城市役所ホームページをご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:大野城市曙町2-2-1

コールセンター:092-501-2211

受付:毎日(8時~21時)

大野城市の離婚事情

大野城市の離婚件数の推移です。

平成元年:113組
平成5年:159組
平成10年:210組
平成15年:231組
平成20年:186組
平成25年:211組
平成26年:185組
平成27年:207組

なお平成28年の福岡県の離婚件数:9772組、離婚率は1.93です。

全国の離婚率は1.80%となります。

離婚エピソード:『子ども嫌いのシングルマザー』

私の母は37歳で父と死別しシングルマザーになりました。私が中学2年生、弟が小学6年生の時でした。

父はその日もいつもと変わらず元気に仕事に出かけました。しかし、その日の夜でした。父の会社の部下の方から電話があり、父が倒れたと・・・。

まさかそんなに重症だとは思いもしませんでしたし、夜も遅く母は足もなかったので一日病院で休ませてもらうことにし、翌朝病院に向かうはずでした。

ところが父の容体が急変し、夜中に母、私、弟、祖父母の5人で病院に行きました。すでに意識がなかった父は数時間後に帰らぬ人となりました。

それから母のシングルマザーとしての生活が始まりました。

私も弟も当時スイミングに通っていて二人でオリンピックを夢見ていました。スイミング以外にも習い事をいくつかしていましたが、母はこれまでと変わらず行かせてくれました。

特に水泳においては水着やスイムキャップなど必要な物はお金を惜しまず買ってくれ、水泳のできる環境をいつでも整えてくれていました。

私は勉強も比較的出来が良く、高校、大学と進学校を目指しました。私立はお金がかかるので絶対公立に行く、と私の中で決めていたので母のためにも必死に勉強を頑張りました。

しっかり勉強が出来るように、母はこちらにもお金を惜しみませんでした。問題集やテキストなど私が勉強のために望むものは揃えてくれ、私もそんな母を裏切らないよう必死に勉強し無事に志望校合格を勝ち取りました。

私が高校を卒業したと同時に、祖父母と一緒に暮らすため引っ越しをしました。

その後しばらくして弟は反抗期を迎えました。そんな時も母は弟を見放すことはありませんでした。入った高校も中退してしまった弟ですが、ふらふらしないように母の友人を頼りに仕事先を見つけ無事に弟は就職することが出来ました。

父が他界してから母もパートをいくつかしていましたが、まだ子供だった私たちのために出来るだけ家にいてくれていました。父の残した貯金などで母も必死にやりくりしてくれていたんだと思います。

母のおかげで無事に成人した私と弟ですが、大人になってから母から衝撃の事実を聞かされました。それは・・・母が子ども嫌いだったのです。

父が子どもが大好きで、父が子どもが欲しいと言ったから私たちを産んだ、父がいなかったら私たちはこの世にいない、そんな話を聞きました。

確かに父は子煩悩で、可愛がってもらった記憶しかありません。そんな父が先に逝ってしまい母は一人で子育てをするのは大変だったと思います。

子ども嫌いであっても、いつでも私たちを温かく見守り育ててくれた母に本当に感謝しています。