『東金市』の離婚相談

離婚時、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの取り決め、名字、保険、年金、手当などの手続き行う必要があります。

特に取り決めに関しては、法的なことが関わってくるため、自分一人では簡単に判断できなこともたくさんありません。

そこで活用したいのが、離婚問題に詳しい専門家への相談です。

専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

さらに国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで東金市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談です。

離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

東金市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、東金市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

社会福祉協議会による離婚相談

東金市社会福祉協議会で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時・会場：詳細は社協HPをご確認下さい。

問合せ先：東金市社会福祉協議会

電話：0475-52-5198

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はにご確認下さい。

相談日時：月1回程度

会場：市役所

問合せ先：総務課（行政係）

電話：0475-50-1117

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き（離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など）についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先：市民課（市民係）

電話：0475-50-1131

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか？裁判離婚なのか？離婚後の名前はどうするのか？

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：保年金課（高齢者医療年金係）

電話：0475-50-1133

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、千葉年金事務所までお問い合わせください。

所在地：千葉市中央区中央港1-17-1

受付時間：平日：8時30分～17時15分

電話：043-242-6320

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：国保年金課

国保給付係：0475-50-1250

国保資格課税係：0475-50-1134

東金市のひとり親家庭の支援

◯こども課（児童家庭係）

・児童扶養手当
・ひとり親家庭等医療費
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金

電話：0475-50-1202

◯社会福祉課（障がい福祉係）

・特別児童扶養手当

電話：0475-50-1167

東金市の離婚事情

東金市の離婚件数の推移です。

平成元年：61組
平成5年：101組
平成10年：130組
平成15年：164組
平成20年：158組
平成25年：146組
平成26年：131組
平成27年：127組

なお平成28年の千葉県の離婚件数：10,916、離婚率は1.78です。

全国の離婚率は1.80％となります。

離婚エピソード：『人生をセミドロップするきっかけ』

親元を離れるためという邪な理由で私が23歳、夫が21歳の時に入籍し、それから逃げるように2人で暮らし始めた。

その当時の私は仕事をこなせていたので、多少裕福で心にも余裕があった。同時に夫は私よりも稼ぎは悪いながらもやり甲斐を感じ、頑張って生きていた。

私は小さな世界の王様になった気分で、仕事でも家庭でも常に人々を動かした。

私が仕事のために帰りが遅くなる事は当たり前だが、夫がそんな事をしたら静かに怒った。わがままばかり。駄目な妻だった。

夫は私のそんな様を優しく包んでいるかのようだったが、裏を返せば悪口雑言、やはり嫌われていて、そして私はそれを知らなかった。

愛されているから何をしても良いと勘違いしていた。

私の仕事の為に夫婦共々海外に転勤になった。

あろう事かこの時私は他の男性とも付き合っていた。心底愛していた。しかし連れて行けるのは夫だけで、泣く泣く別れを切り出し、勤務地では酒を飲み毎日泣いていた。

私の事を愛していないのに優しい夫は、暖かい毛布と冷たい水と、精一杯やってくれた。

勤務期間は2年。私は泣き、飲み、眠り、その間にこの転機は突然ではなく、とても緩やかに静かに訪れた。

「帰ったら、別れようね。」

優しい夫に対して、果たして今まで一度でも愛した事はあっただろうか？と疑問に考えていたその瞬間だった。

今でも覚えてる。あの優しい顔を。

私は自分がいかに残酷か分かっていたので涙を流しながらも快諾し、帰国ののち、離婚した。

自己陶酔に浸っていた時に、先の悪口雑言を聞いたのだ。

たかがそれだけ。けれど確実にあの時、私の精神の塔はガラガラと壊れ崩れ落ちた。

私は夫を愛してはいなかったが、信頼していたのだ。

仕事は辞めた。友人とも縁を切った。

何もかも捨てて、今は誰とも触れ合わず、あの壊れた塔の上で独り座り込んでいるような日々を過ごしている。