『丸亀市』の離婚相談

離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。

例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。

ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで丸亀市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

丸亀市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、丸亀市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時：月2回程度

会場：丸亀市保健福祉センター内

問合せ先：広聴広報課

電話：0877-35-8891

女性相談

女性の悩み、DVなどの相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時：平日開催（8時30分～9時）

問合せ先：子育て支援課

相談専用：0877-23-2201

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。

◯市役所

相談日時：月1回程度

◯飯山北コミュニティセンター、岡田コミュニティセンター

相談日時：年2回程度

問合せ先：人権課

電話：0877-24-8811

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き（離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など）についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先：市民課

電話：0877-24-8810

各市民総合センター（綾歌・飯山）の市民生活担当、各市民センター（本島・広島）も問合せ可能です。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか？裁判離婚なのか？離婚後の名前はどうするのか？

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：市民課（年金担当）

電話：0877-24-8945

各市民総合センター（綾歌・飯山）の市民生活担当にも問合せ可能です。

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

善通寺年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地：善通寺市文京町2-9-1

受付時間：平日：8時30分～17時15分

電話：0877-62-1662

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：保険課

電話：0877-24-8842

丸亀市のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・ひとり親家庭等の医療費助成
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・母子・父子・寡婦福祉資金貸付

電話：0877-24-8808

丸亀市の離婚事情

丸亀市の離婚件数の推移です。

平成元年：139組
平成5年：142組
平成10年：225組
平成15年：284組
平成20年：257組
平成25年：220組
平成26年：226組
平成27年：223組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年：615世帯
平成17年：842世帯
平成22年：854世帯

離婚エピソード：『離婚は、その後が大変です。』

２年前に妻と離婚しました。その時の経験を含めてお伝えします。

離婚の経緯妻とは13年前に結婚しました。子供は２人（５歳、４歳　ともに女の子）います。結婚当初は、仲が良かったと思います。ケンカもしましたが、すぐに仲直りできましたし。

ただ、子供ができてそのストレスを私にぶつけてきたりして、また私の仕事が徐々に忙しくなって遅く帰るようになってくると、お互いに不信感が募って、仲が悪くなったというか、一切話をしなくなったというか、そんな状態から、ささいなケンカから離婚に発展してしまいました。

離婚の話し合いで苦労したこと離婚するのは、離婚届にサインして届けるだけなので、そんなに難しくありません。ただ、子供の親権やその後を考えたとき、とても面倒だと感じました。

妻には弁護士さんが入ったので、離婚に向けての弁護士さんとの交渉が始まりました。

子供の親権をどうするか、養育費や面会の機会をどうするのかがメインでした。相手の弁護士さんとは、２年くらい交渉しました。

交渉といっても、直接会うことより電話で話すほうが多かったのですが、まったく進展がない、こちらが譲歩しても聞き入れてくれないし、「法的には・・」とこちらがすべて悪いように押し付けてくるなど理不尽な要求ばかりでした。

こちらとしても納得できないところや子供の面会など要求しましたが、かえって反論してきて難しい要求を突き付けてくるなど、かなりストレスの溜まる交渉でした。

それが、２年ほど続くので、電話に出るのが正直嫌になりました。結局、子供の親権も財産分与も相手方の弁護士の主張する形で終結しました。そうしないと、はっきりいって終わらないと思ったからです。

結論離婚するのは簡単ですが、その後の交渉はとても難航します。弁護士さんなど専門家に全て任せてしまうのも手なのかもしれません。