離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。
そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。
また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。
例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。
また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。
そこで田辺市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。
公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。
ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。
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田辺市で利用できる無料の離婚相談
まずご紹介するのは、田辺市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。
弁護士による離婚相談
市役所開催の弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。
相談日時:市役所HPをご確認下さい。
会場:
本庁(社会福祉センター内相談室)
龍神行政局(応接室)、中辺路行政局(会議室)、大塔行政局(会議室)、本宮行政局(会議室)
問合せ先:自治振興課(市民生活係)
電話:0739-26-9911
女性相談
女性相談員による電話相談です。親子、夫婦間のトラブルなどの相談が可能です。詳細はご確認下さい。
相談日時:平日午前中に開催。
相談専用:0739-26-4919
人権相談
人権擁護委員、法務局職員による相談です。人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。
相談日時・会場:お問合せ下さい。
問合せ先:法務局田辺支局
電話:0739-22-0698
また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。
詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。
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離婚の手続き
では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。
離婚届の提出
時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。
問合せ先:市民課(窓口係)
電話:0739-26-9923
また各行政局(龍神・中辺路・大塔・本宮)、連絡所(三川・富里)でも手続き可能です。
離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。
協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?
などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。
離婚時の年金手続き
□離婚時の年金手続き
離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。
用意するもの
1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)
2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)
3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)
4.印鑑
問合せ先:市民課(庶務年金係)
電話:0739-26-9925
また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。
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年金事務所
田辺年金事務所では、年金相談が可能です。
所在地:田辺市朝日ケ丘24-8
受付時間:平日:8時30分~17時15分
国民年金課:0739-24-0432
お客様相談室:0739-24-0435
離婚時の国民健康保険異動届手続き
離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。
問合せ先:保険課(収納係・保険税係)
電話:0739-26-9965
また各行政局(龍神・中辺路・大塔・本宮)にも問合せ可能です。
田辺市のひとり親家庭の支援
◯市民課(庶務年金係)
・児童扶養手当
電話:0739-26-9925
◯保険課(医療係)
・ひとり親家庭等医療費助成制度
電話:0739-26-9926
◯やすらぎ対策課(障害福祉室)
・特別児童扶養手当
電話:0739-26-4902
◯子育て推進課(こども家庭係)
・自立支援教育訓練給付金事業
・田辺市高等技能訓練促進費等事業
電話:0739-26-4927
田辺市役所※相談の日時や予約の確認は、田辺市役所ホームページでご確認下さい。
開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。
所在地:田辺市新屋敷町1
代表:0739-22-5300※各課の電話はこちらからどうぞ。
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田辺市の離婚事情
田辺市の離婚件数の推移です。
平成元年:120組
平成5年:171組
平成10年:204組
平成15年:199組
平成20年:199組
平成25年:164組
平成26年:161組
平成27年:167組
次に母子家庭世帯の推移です。
平成12年:652世帯
平成17年:788世帯
平成22年:820世帯
離婚エピソード:『私が離婚を決意した瞬間』
私は4年前に離婚をしました。
私が難病になり、元夫が職を変えなければならず福祉の仕事から建設業界へ転職しました。義理父の会社だった事もあり本人も最初は乗り気だったのですが全く違う業種だった事もあり疲れもあったのでしょう、仕事から帰ると駆け寄る子供達への態度が冷たく厳しく見ていられませんでした。
機嫌が悪い時は子供達は声を発する事も許されなかった為、仕事から帰るまでに夕飯とお風呂を済ませ早い時間から寝室で過ごす事にしました。
しばらくすると、その事にも疎外感を感じ、部屋に来て怒鳴る始末。どの様にして行けば良いか悩んでいました。
いつの間にか銀行のカードがない事に気付き元夫に相談すると「オレのだからオレがもっている」と。
結婚してからずっと私がお金の管理をしていて私の財布に入っていたはずなのにと驚きましたが、この頃は元夫に少し恐怖心を持ち始めていたので何も言えませんでした。
そこからの生活は大変でした。
私は病気をしたばかりで働いていなかったので数ヶ月に一度の傷病手当でやりくりするしかなく、家賃や光熱費以外の支払いは私が全て払っていました。
それでも元夫は毎日お酒を飲んで夜中に帰って来ては私を起こし説教。「俺は酒なんか飲んで帰って来たくない。それなのに飲んで帰って来なきゃならない。お前が居心地の悪い家を作るからだ。お前が病気にならなければ。」と。
私は事を大きくしたくなかった為「ごめんなさい。」と謝ってばかりいました。
たまたま、元夫の声で目を覚ました当時小学生2年生だった長女が「どうしてママが謝るの?ママは何も悪い事していないのに。」と元夫が立ち去った後に声を殺して泣いたのです。
私は長女にもごめんねと謝るしかなく、涙が止まりませんでした。離婚を決意した瞬間でした。
現在シングルマザーになり四年が経とうとしています。子供達には寂しい思い、大変な思いもさせていて私にもう少し忍耐力があれば違った結果もあったのかも知れないと思い返す事もありますが、仕事にも友人にも恵まれのびのびと楽しい日々を送れています。
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