『多治見市』の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで多治見市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

多治見市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、多治見市内で開催されている無料相談です。

弁護士による法律相談

市役所開催の弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かお問合せ下さい。

相談日時:月2回程度

会場:市役所本庁舎

問合せ先:くらし人権課

電話:0572-22-1134

女性相談

女性に関する悩みについて相談を実施しています。またひとり親相談、家庭児童相談も開催しています。詳細はお問合せ下さい。

相談日時:平日

問合せ先:子ども支援課子育ち支援グループ

電話:0572-23-5958

人権こまりごと相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなどの相談が可能です。詳細はお問合せ下さい。

相談日時:月1回程度

会場:市役所本庁舎

問合せ先:くらし人権課人権グループ

電話:0572-22-1128

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民課戸籍グループ

電話:0572-23-5731

届出先は、市民課または市内11箇所の各地区事務所となります。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:保険年金課年金国保グループ

電話:0572-23-5736

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

多治見年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地:多治見市小田町4-8-3

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:0572-22-0255

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:保険年金課年金国保グループ

電話:0572-23-5736

多治見市のひとり親家庭の支援

◯保険年金課医療手当グループ

・児童扶養手当
・福祉医療費助成(母子医療)

電話:0572-23-5732

◯福祉課障がい者支援グループ

・特別児童扶養手当

電話:0572-23-5806

◯子ども支援課子育ち支援グループ

・母子及び父子並びに寡婦福祉資金
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金等

電話:0572-23-5958

多治見市役所※相談の日時や予約の確認は、多治見市役所ホームページでご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

代表:0572-22-1111

◯本庁舎

所在地:多治見市日ノ出町2-15

◯駅北庁舎

所在地:多治見市音羽町1-71-1

多治見市の離婚事情

多治見市の離婚件数の推移です。

平成元年:107組
平成5年:139組
平成10年:190組
平成15年:197組
平成20年:174組
平成25年:190組
平成26年:167組
平成27年:170組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:386世帯
平成17年:541世帯
平成22年:525世帯

離婚エピソード:『早すぎた結婚から、離婚に至るまでの話。』

22歳の頃、学生時代からお付き合いしていた元夫と結婚しました。離婚したのはその2年後になります。

当時私は四年制大学を卒業し、地元企業に就職して社会人一年目。元夫は、高校卒業後から契約社員として働いていました。

今思えば半人前同士の早すぎる結婚だったと思いますが、交際期間が6年と長く、お互い他の相手を考えられませんでしたし、元夫が一人暮らしをしたいとのことでしたので、経済的な面を考えて同棲した方が都合が良いと考えました。

同棲により婚期を逃すことが怖かった私の方から結婚を持ちかけ、元夫が了承した形でした。

一緒に住むようになって、最初の頃は楽しく気楽に過ごしていましたが、お互いに実家住まいでしたから、生活することを随分甘く見ておりました。

車2台を所有しつつマンション暮らし、家賃と駐車場代だけで毎月10万の支出。職場が遠いため車は必須でしたし、まだ社会人2年目の私としては、仕事を変えるわけにはいきませんでした。

そこで元夫に、契約社員だと何かと今後不安だし、ちょうど良い機会なので新居の周辺で仕事を探さないかと持ちかけました。

しかしその事が彼のプライドを深く傷つけてしまったようで、それ以来、私に対する態度が徐々に変わったように思います。

私としてはいつかマイホームも持ちたいし、結婚式だって数年以内に挙げたい。けれどこのままの経済状況では何一つ達成できない。

その焦りから私も、彼に対して仕事のことやお金の使い方について口出しするようになっていました。

結婚生活1年を過ぎた頃、私の仕事が徐々に多忙になり、残業が続くようになると生活時間帯が合わなくなり、時間的にもすれ違うようになりました。

たまに休みが重なっても口論になることが増え、彼は実家に外泊することが多くなり、私と関わることを避け始めました。

私は仕事のウエイトが大きくなって自分のことでいっぱいいっぱいで、彼の気持ちが離れていることに気がつけませんでした

すれ違いの生活が続いて、結婚3年目に入る寸前で、彼から話があると言われ、離婚を切り出されました。

私としてはまだ話し合う余地があると思っていましたが、彼は結婚生活を続けていく意味も理由も分からない、将来が見えないとのことで決意が固く、結局は同意せざるを得ませんでした。

結婚したい、婚期を逃したくない、結婚式を挙げたい、家を建てたい、仕事も頑張りたい…当時の私はすべてを欲しがり過ぎだったし、元夫にもそれを強要してしまったんだと思います。

もう少し人生経験を積んでから一緒になれたら良かったのに、と今でも後悔の気持ちがあります。