離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。
そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。
また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。
例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。
また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。
そこで横手市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。
公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。
ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。
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横手市で利用できる無料の離婚相談
まずご紹介するのは、横手市内で開催されている無料相談です。
1.弁護士による法律相談
市役所開催の弁護士による法律相談です。離婚に関する相談が可能です。予約方法・日時などは予約時にご確認下さい。
開催日:月1回程度
会場:市役所本庁内
問合せ先:生活環境課くらしの相談係
電話:0182-35-4099
横手市内の担当弁護士の所属事務所において月1回程度「心の健康づくり無料法律相談」が開催されています。あわせて活用下さい。
2.人権相談
人権擁護委員による相談です。予約不要で会場で相談受付。
開催:月2回程度
会場:条里南庁舎
問合せ先:生活環境課くらしの相談係
電話:0182-35-4099
また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。
詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。
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離婚の手続き
では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。
離婚届の提出
原則開庁時間内に受付となります。開庁時間以外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。可能であれば、開庁時間内の提出がおすすめです。
問合せ先:市民課
電話:0182-35-2176
離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。
協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?
などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにじっかりと事前準備しましょう。
離婚時の年金手続き
□離婚時の年金手続き
離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。
用意するもの
1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)
2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)
3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)
4.印鑑
問合せ先:国保年金課
電話:0182-35-2186
また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。
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年金事務所
大曲年金事務所では、年金相談が可能です。
所在地:大仙市大曲通町6-26
受付時間:平日:8時30分~17時15分
電話:0187-63-2296
離婚時の国民健康保険異動届手続き
離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。
問合せ先:国保年金課
電話:0182-35-2186
横手市のひとり親家庭の支援
◯子育て支援課(児童家庭係・幼保係)
・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・ひとり親自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進費等給付
・母子父子寡婦福祉資金貸付
電話:0182-35-2133
◯国保年金課
・福祉医療制度(ひとり親家庭の児童及び親)
電話:0182-35-2186
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横手市の離婚事情
横手市の離婚件数の推移です。
平成元年:79組
平成5年:88組
平成10年:102組
平成15年:186組
平成20年:147組
平成25年:107組
平成26年:116組
平成27年:146組
次に母子家庭世帯の推移です。
平成12年:298世帯
平成17年:348世帯
平成22年:355世帯
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離婚エピソード:『自分の過ちが原因で離婚』
私は、結婚生活4年で離婚しました。
離婚した原因は、私個人の借金と私が経営していたコンビニで、横領をしてしまった事でした。
私達夫婦は結婚してすぐに子供を授かりましたし、付き合いも半年程しかありませんでしたので、まともな新婚生活を送っていませんでした。
また子供が出来てからは、妻が子供にかかりきりで、妻の希望で妻の実家に住む事になりました。
はっきり言って私の居場所は無く、家に帰らずにギャンブルにのめり込み、ビジネスホテルに泊まるような生活を繰り返していました。
私は小遣い制でしたので、当然お金が無くなり、借金をして借入限度額までいってしまってからは、私が委託契約で経営していたコンビニの売上と人件費を横領して、その生活を維持させていました。
当然の事ながら、そんな生活も長くは続かず横領がバレて、事件にはなりませんでしたが、横領したお金を返す為に、妻と自分の両親に打ち明け、お願いしました。
また借金の事も打ち明けました。妻は、呆れ返って口も聞いてくれませんでした。
横領と借金の事が一段落した後に、妻から離婚をしたいと言われました。私は、了承する他ありませんでした。
離婚するにあたり、弁護士にお願いはしませんでした。
夫婦共通の知人で、普段からお世話になっていて、結婚式の仲人もお願いした方に、第三者として離婚後の取り決めの仲介役になってもらいました。
離婚の原因は、私が一方的に悪い為、ほとんど妻からの要求を受け入れる他ありませんでした。
妻からの要求は、子供の親権は妻が持ち妻が子供を育てるという事、お互いの家族同士の今後の縁を一切切る事、これまで夫婦で貯めた貯金は子供の養育費の為妻に渡す事でした。その為、離婚後は子供とも会っていません。
私は、妻の要求を全て受け入れ、離婚届と取決め書にサインをしました。
全て私のまいた種が原因で、離婚をする事になりましたが、やり直せるなら私が乱れた生活を送っていた時に、冷静な判断が出来ていたら、このような結果にはなっていなかったと思います。
離婚してから子供に会えずに、寂しい生活を送っていますが、この経験を無駄にしないように、これからの人生を送っていきたいと思いました。