『大府市』の離婚相談

離婚時、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの取り決め、名字、保険、年金、手当などの手続き行う必要があります。

特に取り決めに関しては、法的なことが関わってくるため、自分一人では簡単に判断できなこともたくさんありません。

そこで活用したいのが、離婚問題に詳しい専門家への相談です。

専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

さらに国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで大府市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談です。

離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

大府市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、大府市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時：月3～5回

会場・問合せ先：青少年女性課相談室（市役所）

電話：0562-45-6219

女性の悩みごと相談

DV、離婚、家庭、夫婦などの悩みについて相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。

◯電話相談

女性カウンセラーによる相談です。

相談日時：休館日を除く毎日：9時～16時30分

電話：0562-44-9117

◯面談相談

専門相談員による相談です。予約制です。

相談日時：お問い合わせください。

会場：ミューいしがせ

予約：0562-44-9117

◯法律相談

弁護士による相談です。予約制です。

相談日時：奇数月に1回

会場：ミューいしがせ

予約：0562-44-9117

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はにご確認下さい。

相談日時：月1～2回

会場・問合せ先：青少年女性課相談室（市役所）

電話：0562-45-6219

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き（離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など）についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先：市民課

電話：0562-45-6218

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか？裁判離婚なのか？離婚後の名前はどうするのか？

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：保険医療課（国保年金係）

電話：0562-45-6330

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、半田年金事務所までお問い合わせください。

所在地：半田市西新町1-1

受付時間：平日：8時30分～17時15分

電話：0569-21-2375

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：保険医療課（国保年金係）

電話：0562-45-6330

大府市のひとり親家庭の支援

◯子育て支援課

・児童扶養手当
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・母子父子寡婦福祉資金の貸付

電話：0562-45-6229

◯保険医療課（福祉医療係）

・母子家庭等医療費助成制度

電話：0562-45-6230

◯高齢障がい支援課

・特別児童扶養手当

電話：0562-45-6289

大府市の離婚事情

大府市の離婚件数の推移です。

平成元年：73組
平成5年：83組
平成10年：124組
平成15年：151組
平成20年：141組
平成25年：143組
平成26年：129組
平成27年：149組

なお平成28年の愛知県の離婚件数：12464組、離婚率は1.7です。

全国の離婚率は1.8となります。

離婚エピソード：『シングルマザーで辛いと思った事』

シングルマザーになってもう１８年になります。

夫の借金やその事でのケンカが絶えない日々が続きくたくたになっていましたが当時９歳の長女７歳の次女４歳の長男を抱えていましたのでなんとか乗り切ろうとお互い頑張ったいた矢先元夫の浮気が発覚したのです。

何もない時の浮気ならきっと許せた事でしょう。男ならそんなことはあたりまえだと思っていましたから。

でも、借金で苦しいのに自分だけ恋人を作り、お金がないのに恋人と旅行に行ったり遊びに行ったりしていることがわかりどうしても許せず離婚する事を決意し、謝る元夫に離婚届を突きつけ３人の子供をつれ家をでたのです。

幸い実家には両親が健在で始めの頃は実家に転がり込み仕事を探しました。本当に実家の両親には世話になりました。

子供達も寂しい思いをすることなく素直に育ってくれたと思います。シングルマザーとして働く上での苦労はありましたが元々働くことは苦にはならなかったのでフルで働き１０年もたった頃にはそこそこの給料も貰えていた為子供たちの教育にもお金をかけてやることができたのです。

勿論別れた元夫からの養育費などは貰わずやってこれたことは本当にシングルマザーとしてはラッキーな方だったのです。

上の子は大学をでて商社で働き真ん中の子は看護師の資格をとって働き始めていました。

あとは長男が無事就職が決まるのを待つばかりでした。そんな時２７歳になった長女が結婚を考えてる相手を連れてきたのです。同じ会社の先輩だと言う青年はとても良い子で誠実そうでした。

２人は２年近く交際し来年には結婚を考えているとの事で彼の実家に挨拶に行く事まで決めていたのです。

私も家族も誠実な彼の人柄に好感を持っていましたし何より寂しい思いをした娘に幸せになってもらいたかったのです。

しばらくして娘が元気がないのに気が付いたのです。表面的には元気そうにしているのに何だか疲れている気がして聞くと「何でもないよ。」と笑って返してきました。

それでも日増しに元気がなくなる娘。彼の実家に行った結果報告は「皆さん感じの良い人だった。」とは言ってたけれどその後どうなったのか気になって娘に聞くと何となくはぐらかす感じだったのです。

ある時、遅くに返ってきた娘が倒れて寝込んでしまったので彼に連絡をしたのですが電話が繋がらない状態でした。絶対おかしい！そう思い娘に問いただしたのです。

すると胸に刺さる言葉が返ってきたのでした。「彼の実家はとても由緒ある家庭で、今の会社も父親同士が知り合いで修行のつもりで入社させたの。彼のお父さんは大きな医療機器の会社を経営していて彼は近い将来はそこの後継ぎになるらしい。」私はそこまで聞いてピンときました。

「要するに家柄が釣り合わないって事ね？」娘は黙っまんまでしたが、「母子家庭の子をお嫁にはもらえない。って……。年家庭の子は心が荒んでいるからそんな寂しい子が嫁に来るのは困る。っていわれちゃった。」泣き笑いの娘を私は抱きしめて背中をパンパン叩きながら謝りました。

自分の人生が娘の人生を台無しにするなんて離婚しシングルマザーになった頃は思ってもみませんでした。

勿論今でもシングルマザーが恥ずかしいとは思いません。でも、初めてあの時シングルマザーになったことで悲しくて悔しくて号泣したのです。