離婚時、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの取り決め、名字、保険、年金、手当などの手続き行う必要があります。
特に取り決めに関しては、法的なことが関わってくるため、自分一人では簡単に判断できなこともたくさんありません。
そこで活用したいのが、離婚問題に詳しい専門家への相談です。
専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。
また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。
例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。
さらに国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。
そこで神戸市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。
公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談です。
離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。
ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。
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神戸市で利用できる無料の離婚相談
まずご紹介するのは、神戸市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。
女性のための相談室
神戸市在住・在勤・在学の女性を対象とした相談です。
◯電話相談
女性カウンセラーによる電話相談です。
相談日時:週5回(火~土曜日:10時~12時・13時~15時)
電話:078-361-8361
◯こころの悩み相談
女性カウンセラーによる面談相談です。
相談日時:週6回(火~土曜日:9時~17時)
予約:078-361-8935
◯法律相談
女性弁護士による面談相談です。家庭内不和、離婚などの相談が可能です。
相談日時:月4回
予約:078-361-8935
弁護士による離婚相談
市役所、区役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。
◯市役所
相談日時:平日開催
会場:市役所
申込み方法:市民相談員による内容確認の後、予約受付。
問合せ先:市民相談室
電話:078-321-0033
また月2回日曜日にも法律相談が開催されています。詳細は神戸市総合コールセンター(078-333-3330)にお問い合わせ下さい。
◯区役所
相談日時:各区役所、西神中央出張所は週1回、北神支所は月2回開催
問合せ先:市総合コールセンター
予約受付:毎日(9時~21時)
電話:078-333-3330
ひとり親家庭などのための法律相談
神戸市ひとり親家庭支援センターで開催される女性弁護士による相談です。親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。
相談日時:月4回程度。詳細はHPをご確認下さい。
会場・問合せ先:神戸市ひとり親家庭支援センター
電話:078-341-4532
DV相談
DV相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。
相談日時:年末年始を除く毎日開催(9時~17時)
問合せ先:神戸市配偶者暴力相談支援センター(女性のためのDV相談室)
電話:382-0037
人権相談
人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はにご確認下さい。
相談日時:お問合せ下さい。
会場:お問合せ下さい。
問合せ先:
電話:078-331-8181
また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。
詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。
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離婚の手続き
では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。
離婚届の提出
時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。
問合せ先:各各区役所、北須磨支所市民課となります。
市役所HPの所在地一覧をご確認下さい。
離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。
協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?
などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。
離婚時の年金手続き
□離婚時の年金手続き
離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。
用意するもの
1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)
2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)
3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)
4.印鑑
問合せ先:各区役所、支所となります。
市役所HPの所在地一覧をご確認下さい。
また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。
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年金事務所
年金の手続きや相談は、年金事務所までお問い合わせください。
受付時間:平日:8時30分~17時15分
◯三宮年金事務所
管轄エリア:中央区
所在地:神戸市中央区江戸町93(栄光ビル3・4F)
電話:078-332-5793
◯須磨年金事務所
管轄エリア:長田区・須磨区・垂水区・西区
所在地:神戸市須磨区磯馴町4-2-12
電話:078-731-4797
◯東灘年金事務所
管轄エリア:東灘区・灘区
所在地:神戸市東灘区住吉宮町1-11-17
電話:078-811-8475
◯兵庫年金事務所
管轄エリア:兵庫区・北区
所在地:神戸市兵庫区駅前通1-3-1
電話:078-577-0294
離婚時の国民健康保険異動届手続き
離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。
問合せ先:各区役所、支所となります。
市役所HPの所在地一覧をご確認下さい。
神戸市のひとり親家庭の支援
◯児童扶養手当
◯ひとり親家庭自立支援教育訓練給付金
◯ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金
◯ひとり親家庭等医療費助成
お住まいの区の区役所・支所・出張所
◯特別児童扶養手当
◯高等学校卒業程度認定試験合格支援事業
区役所保健福祉部、須磨区北須磨支所保健福祉課、北区北神支所保健福祉課
神戸市役所※相談の日時や予約の確認は、神戸市役所ホームページをご確認下さい。
開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。
所在地:神戸市中央区加納町6-5-1
代表:078-331-8181
神戸市総合コールセンター:078-333-3330
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神戸市の離婚事情
神戸市の離婚件数の推移です。
平成元年:2240組
平成5年:5852組
平成10年:3010組
平成15年:3629組
平成20年:3143組
平成25年:2938組
平成26年:2838組
平成27年:2847組
なお平成28年の兵庫県の離婚件数:9302組、離婚率は1.71です。
全国の離婚率は:1.73となります。
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離婚エピソード:『離婚問題について』
今の時代は「離婚」は珍しいことではなくなりました。
日本では3組に1組のカップルが離婚している事は周知ですね。私が子供の頃は離婚は恥ずかしいものとして、世間では捉えられていましたが、現代ではっそのような意識は消え去っている風潮です。
わりと簡単に離婚されていますし、離婚後も結構子供と会う事ができたり、「明るい離婚」をされてるカップルも見受けられます。
さて、「離婚」が人間関係において、正しいか正しくないかはさておき、なぜ、愛し合って結婚した男女が離婚になるのか?
その前に離婚については、世代や男女によってももちろん違いがあるようですが、一言でいうと「わがままな考え方」の世間の風潮が隠れているのではないかと思います。
例えば、ご主人が精神的な病を持っていたり、DVだったり、マザコンだったりなど、結婚して初めて見えるものってあるんですね。酒癖が悪く、飲むと暴力をふるう、または、稼ぎをバクチに使ってしまう。
こんな場合は我慢する必要なく、とっとと、離婚するほうがいいと思うんです。我慢して結婚生活を続けている事により、奥様は必ず、精神的な病気に陥るからです。
もしも、長年耐えて耐えて、「いつかきっと良くなる」などと、不必要な我慢を自分にしいる時は、気がついたら、精神病か自殺まで追い込まれる可能性が高くなるんです。
これ以外の理由で、例えば「性格の不一致」「価値観の違い」「性の不一致」などがありますが、こんな理由を掲げて離婚に至る人たちは、はっきり言って、大人になれていない人たちです。
離婚後必ずと言っていいほど「実家」に戻ります。親が守ってくれるからです。つまり、自立できていない人たちがいとも簡単に「離婚」を選ぶのです。
誰かに守ってもらえる、戻る場所がある、「嫌ならかえって来いよ」と言う親がいる。子供じみた考え方しか持たない人は、再婚しても同じことを繰り返すことが多いのです。
離婚と言うのは結婚のときよりもエネルギーのいるものなんです。経済的な事、子供がいる場合、いろんな要素があります。ご主人と離婚した途端、女性は一人で生活を立てなければなりませんし、子供がいるなら、もっと大変です。
最近では「慰謝料」とか「養育費」を離婚時に請求する人が多いと言われますが、これって、どうでしょうか?養育費については多少は仕方のないこともありますが、慰謝料について、私には疑問がありますね。
同意の上、結婚してるにもかかわらず、女性側が「慰謝料」を請求するのは、なぜでしょうか?ご主人が外に女性を作ったという理由があるからでしょうか?
外に女性を作られたあなたにも責任はあるのです。その責任を男性側にだけ要求するのは、片手落ちではないでしょうか?
まとめますと、離婚したければ、すればいいんです。しかし、そこには「一人で生きていく」という覚悟がなければいけないと思うのです。
あとの生活を保障してもらう事を考えたり、自分たちの生活の安定を図ろうとしたり、自分の選んだ道を相手に責任の一部を取ってもらおうという「甘えた考え」で離婚しない方がいいというのが私の意見です。
最後に私の離婚経験談をお話しますと、「DVの夫から逃げてきた」という形で離婚成立までは数年かかりました。
DVに耐えてきた12年間の間にボロボロになり、精神的にもおかしくなり、自殺しようとしました。しかし、その瞬間に私は何かに助けられ、はっと目が覚めたのです。
「死んではいけない、生きるんだ」と我に返りました。その後、着の身着のまま夫から逃げました。実家には戻らず、自立して生活しながら3人の子供を育てました。
私の経験では、離婚と言うのは「この人と一緒にいたら私は不幸になる」と、はっきり見えている場合だと思うのです。
ここで一言、お伝えしたいことは、結婚についての意識が「この人に幸せにしてもらおう」という考え方は的が外れています。
結婚生活と言うものは、「幸せになるための修行」みたいなものであり、「相手に幸せにしてもらう」ための儀式ではないという事なんです。
性格の不一致など、あって当たり前です。違う人間が同じ家に住むのですから、環境や考え方や何もかもが別の人間なんですから、「違う」のがあたりまであり、それを結婚生活によって育てていく事が結婚なんです。
間違った結婚も確かにあると思うんです。それは離婚して、やり直せばいいと思うのです。誰にでも幸せになる権利があります。結婚によって「幸せになる権利」を失うのなら、取り消すことが必要だと思います。
どちらにせよ、結婚も離婚も自立した人がするものではないでしょうか。
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