『東大阪市』の離婚相談

離婚時、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの取り決め、名字、保険、年金、手当などの手続き行う必要があります。

特に取り決めに関しては、法的なことが関わってくるため、自分一人では簡単に判断できなこともたくさんありません。

そこで活用したいのが、離婚問題に詳しい専門家への相談です。

専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

さらに国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで東大阪市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談です。

離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

東大阪市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、東大阪市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

女性相談

◯電話相談

相談日時:イコーラム開館日

相談電話:072-960-9206

◯面談相談※予約制

相談日時:週3回程度

予約:072-960-9205

◯法律相談※予約制

女性弁護士による相談です。

相談日時:月1回

予約:072-960-9205

問合せ先:女性のための相談室(東大阪市立男女共同参画センター・イコーラム)

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

◯市役所本庁

相談日時:週3回(昼間)、月1回(夜間)

◯各リージョンセンター

相談日時:お問い合わせ下さい。

問合せ先:市政情報相談課

電話:06-4309-3104

DV専門相談

DVに関する相談が可能です。詳細はにご確認下さい。

相談日時:平日(9時~12時、12時45分~17時)

相談専用:06-4309-3191

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

石巻市の離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民課

電話:06-4309-3162

各行政サービスセンターでも手続きができます。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:国民年金課

電話:06-4309-3165

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、東大阪年金事務所までお問い合わせください。

所在地:東大阪市永和1-15-14

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:06-6722-6001

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:医療保険室(資格給付課)

電話:06-4309-3167

東大阪市のひとり親家庭の支援

◯国民年金課

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当

電話:06-4309-3167

◯医療助成課

・ひとり親家庭医療費助成制度

電話:06-4309-3166

◯子ども家庭課

・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業
・母子生活支援施設

電話:06-4309-3194

各福祉事務所(東・中・西)でも手続きができます。

東大阪市役所※相談の日時や予約の確認は、東大阪市役所ホームページをご確認下さい。


開庁時間:平日:9時~17時30分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:東大阪市荒本北1-1-1

代表:06-4309-3000

東大阪市の離婚事情

東大阪市の離婚件数の推移です。

平成元年:761組
平成5年:971組
平成10年:1194組
平成15年:1323組
平成20年:1134組
平成25年:982組
平成26年:1046組
平成27年:1057組

なお平成28年の大阪府の離婚件数17279組、離婚率は1.99です。

全国の離婚率は1.80%となります。

離婚エピソード:『寝室への価値観が原因で離婚』

私の妹がフランス人の旦那と結婚してから、10年。
愛情表現が日本人男性よりも豊かで、ずっと男と女でいられるからと国際結婚をした。
結婚して2年が経ち、子供ができた。彼女はこんなにも我が子は可愛いのかと子育てに夢中だった。
でも、その頃から旦那との関係がうまくいかなくなっていった。

原因は分かっているのだけど、どうしても旦那の思い通りにできなかった。
旦那は寝室で夫婦2人だけで眠る事を望んだ。
子供は赤ん坊の頃から別室で寝るお国柄で、日本のように親子川の字で寝る経験などしたことがない旦那。
夫婦の寝室で子供が寝ることへの抵抗が最初からあった。
赤ちゃんの時は夜泣きもあるし、子供を離れた部屋で眠らせて、夜中に何度もあやしに行く日々だった。

そのうち子供が歩けるようになると、一緒に寝たいと子供が来て、夫婦のベッドで一緒に眠るようになり
いつしかそれが当たり前になっていた。
旦那はそのことについて不満を漏らしていたし、何とかしないといけないとは分かっていたけれど
自分が子供と一緒に寝たい欲もあって、そのまま月日が過ぎてしまった。
子供との時間が一番大切になってしまった彼女と、あくまでも男女の仲でありたい旦那とで、考え方が明らかに
違ってきていた。

最初、彼女はいつまでも男と女でいられることを望み、旦那を理想的な相手だと心から思っていた。
それなのに、今や旦那よりも大切な存在である子供ができたことによって、旦那を疎ましいと思うようになり
とうとう離婚をしてしまった。

客観的に見ていると、旦那は出逢った頃と変わらぬ愛情を彼女に向けていて、不憫に思えた。
でも彼女にとっては旦那以上に愛する存在ができてしまい、子供に夢中になっても仕方ないのだろうとも想像できる。

ただ、避けられなかったのだろうか…とやはり思う。
少額の養育費をもらっているとはいえ、やはり決して豊かな生活とは言えない。
もうすぐ40歳になろうとしている妹が簡単に再婚できるとも思えない。
シングルマザーになり、思い通りに子育てができることへの満足感もあるようだけれど、女性としてではなく母として
生きることへの寂しさも感じることがあるようだ。

夫婦の寝室で子供と一緒に眠るか否か、小さいようで大きな問題。
もう少し旦那の気持ちもくみ取って、きちんと向かい合って対処していれば、このような結末は迎えずに済んだのかもしれないと残念に思う。