離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。
例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。
ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。
また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。
例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。
また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。
そこで大分市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。
公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。
ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。
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大分市で利用できる無料の離婚相談
まずご紹介するのは、大分市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。
弁護士による離婚相談
市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に市民相談室職員による相談内容の確認がありますので、親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。
相談日時:月4回程度
会場:市民相談室内
問合せ先:広聴広報課(市民相談室)
電話:097-537-5726
DV電話相談
DVについて電話相談が可能です。詳細はご確認下さい。
受付時間:平日(8時30分~18時)
問合せ先:中央子ども家庭支援センター
電話:097-537-5666
無料人権なんでも相談所
人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。
相談日時:お問合せ下さい。
会場:お問合せ下さい。
問合せ先:大分地方法務局
代表:097-532-3161
また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。
詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。
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離婚の手続き
では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。
離婚届の提出
時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。
問合せ先:市民課
電話:097-537-5613~5
各支所(稙田、鶴崎、佐賀関、大南、大在、坂ノ市、野津原、明野)でも手続き可能です。
離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。
協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?
などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。
離婚時の年金手続き
□離婚時の年金手続き
離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。
用意するもの
1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)
2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)
3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)
4.印鑑
問合せ先:国保年金課国民年金室
電話:097-537-5617
また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。
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年金事務所
大分年金事務所では、年金相談が可能です。
所在地:大分市東津留2-18-15
受付時間:平日:8時30分~17時15分
電話:097-552-1211
離婚時の国民健康保険異動届手続き
離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。
問合せ先:国保年金課
電話:097-537-5736
大分市のひとり親家庭の支援
大分市では、ひとり親家庭向けのパンフレットを作成し、助成や相談窓口等をわかりやすく広報しています。是非活用下さい。
◯子育て支援課
・児童扶養手当
・ひとり親家庭等医療費助成
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援制度
・母子・父子・寡婦福祉資金貸付制度
電話:097-537-5793
児童扶養手当は各支所も窓口となります。
ひとり親家庭等医療費助成は、東部・西部保健福祉センター、各支所も窓口となります。
◯障害福祉課
・特別児童扶養手当
電話:097-537-5786
大分市役所※相談の日時や予約の確認は、大分市役所ホームページをご確認下さい。
開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。
所在地:大分市荷揚町2-31
代表:097-534-6111
開庁時間外:097-534-6119
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大分市の離婚事情
大分市の離婚件数の推移です。
平成元年:644組
平成5年:709組
平成10年:970組
平成15年:1132組
平成20年:1027組
平成25年:986組
平成26年:934組
平成27年:906組
次に母子家庭世帯の推移です。
平成12年:3011世帯
平成17年:3361世帯
平成22年:3456世帯
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離婚エピソード:『子供に取って悪影響と気づいたことで離婚を決心』
大学生のころに出会った元夫は一回り年上の大人の男性で、何でもリードしてくれる頼もしい存在でした。
三回生で同棲をはじめ、四回生の冬に入籍をし、卒業後に結婚式を挙げるという形で、私の両親はあまり良い顔はしていませんでしたがもともと次女でわがままで奔放だった私の性格もあって、最後はあきらめつつ祝福してくれました。
でも結局離婚して思うのは、親ほど自分を良くわかっているものはないなという事で、22歳であっても精神的には子供だった私は、結婚生活というものには何が一番大切なのかという事をわかっていなかったのだと感じます。
元夫は結局、離婚するまでまともな定職には付かず、いつも夫の母親からの援助でしのいでいました。
自分で事業を起こしたこともありましたが、準備資金も母親頼みだったせいか適当な経営で、稼ぐ以上に使う性格もあっていつもお金が足りない状態で、自分が持っていたクレジットカードや消費者金融では足りずに、いつからか私名義のクレジットカードでキャッシングやカードローンを繰り返すようになり、結局これが原因で離婚しました。
お金をどんどん回す自転車操業で常に督促状や催促の電話がかかってくる状態で、幼児二人を育てながら電話の音に怯え精神的にまいってしまいました。
私名義である以上、私に催促が来るわけで、夫はどれほど頻繁に催促の電話がきても平気で対応するのですが、私には無理でした。
まともに働くように頼んでものらりくらりはぐらかし、とにかく口が上手い男だったのでいつもだまされていました。
時間とお金にルーズでケンカが絶えず、私もどうにもならなくて実家の母親と姉にお金を借りたこともありました。そんな状態で結婚七年目で突然、家賃の滞納で家を出ないといけないと言われ私の実家においてもらうことになったのですが、そうなってもまだ夫は生活を改めようとしません。
そんなある時、息子たち二人がこんな男に育ったら嫌だとふと思い、自分の中に離婚という決意がすとんと芽生えた瞬間があり、ようやく離婚を申し出ました。
もちろん夫はそれを飲まず、また私を丸め込もうとしたのですが私の決意が揺るがないと見るや子供を一人寄こせと言いだしたので、調停を申し立て半年で離婚できました。もちろん経済能力がない夫とみなされ、親権も二人とも私です。
養育費はなしで私名義の借金をきちんと支払う旨約束しましたが、いっこうに守らずすぐに行方知れずになりました。結婚相手は見た目や面白さではなく、きちんと働くか、といった真面目さが一番大事だとつくづく思います。