『鎌倉市』の離婚相談

離婚時、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの取り決め、名字、保険、年金、手当などの手続き行う必要があります。

特に取り決めに関しては、法的なことが関わってくるため、自分一人では簡単に判断できなこともたくさんありません。

そこで活用したいのが、離婚問題に詳しい専門家への相談です。

専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

さらに国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで鎌倉市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談です。

離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

鎌倉市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、鎌倉市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

女性のための法律相談

弁護士による相談です。親権、養育費など離婚相談ができるか予約時に確認下さい。

相談日時:月1回

問合せ先:市民相談課窓口

電話:0467-61-3864

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

◯市役所

相談日時:週2回程度

◯各支所(深沢・大船・腰越・玉縄)

相談日時:月1回

問合せ先:市民相談課窓口

電話:0467-61-3864

女性相談

女性相談員による相談です。DV、家庭、夫婦、セクハラなどの悩みについて相談が可能です。詳細は予約時にご確認下さい。

・電話相談

相談日時:平日(10時~13時、14時~16時30分)

・面談相談

相談日時:平日(10時~13時、14時~16時30分)

問合せ先:文化人権推進課

相談専用:0467-23-9311

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はにご確認下さい。

相談日時:月2回

会場:市役所

問合せ先:人権・男女共同参画担当

電話番号:0467-61-3870

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

石巻市の離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民課(市民担当)

電話:0467-61-3905

各支所(腰越、深沢、大船、 玉縄)でも手続きができます。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:保険年金課(年金担当)

電話:0467-61-3963

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、藤沢年金事務所までお問い合わせください。

所在地:藤沢市藤沢1018

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:0466-50-1151

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:保険年金課(国民健康保険担当)

電話:0467-61-3607

鎌倉市のひとり親家庭の支援

◯こども相談課(家庭支援担当)

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・母子・父子家庭などへの貸付金
・ひとり親家庭などへの家賃助成
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・ひとり親家庭など児童の大学進学支度金

電話:0467-61-3896

◯保険年金課(医療給付担当)

・ひとり親家庭等医療費助成

電話:0467-61-3961

鎌倉市役所※相談の日時や予約の確認は、鎌倉市役所ホームページをご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:鎌倉市御成町18-10

代表:0467-23-3000

鎌倉市の離婚事情

鎌倉市の離婚件数の推移です。

平成元年:198組
平成5年:234組
平成10年:260組
平成15年:277組
平成20年:279組
平成25年:247組
平成26年:268組
平成27年:233組

なお2016年の神奈川県の離婚件数:15673件、離婚率は1.74です。

全国の離婚率は1.73%となります。

離婚エピソード:『働かない旦那を捨てて家を出た日』

旦那がうつ病で働けなくなって1年、貯金も底を尽き生活も苦しくなってきた時、私は子供たちを保育所に預けて正社員としてフルで働くことを決意しました。

2年間、生活を切りつめて子育てをしながらパートで生計を立てる日々が続き、20代であることも忘れ、女性としても心身ともにボロボロになっていた私。

頬もコケて肌もがさがさ、こんな自分が社会人としてやっていけるのか不安もありましたが、縁があった会社に就職をして最初のお給料で小さな部屋を借り、子供を連れて家を出ました。子供2人と私だけの新生活。

それが、こんなに心穏やかになるとは思いませんでした。病んでいる人の話を聞き続けることが、心の負担になっていたことに、離れてみて初めて気がついたのです。

就職したことが人生の転機になりました。

正社員として安定収入を得れたことで、生活も落ち着き、働けば働くだけ自分の可能性が開いていく充実した感覚を味わうことができました。

身なりを整え、しっかりメイクアップし、もう一度社会との接点を持てることで、何度でもやり直せる。

そんな前向きな気持ちにいつも影を落とすのは「死にたい」という旦那の言葉です。

仕事と育児に駆け回る私にとって、うつ病の働かない旦那はどうしても理解できない存在でした。

ただ、見守るしかできない。心の病みが癒えるまでの期間、別居という形で2年間を過ごし、旦那の両親に「もう、自由になりなさい。」とお許しを得て、やっと離婚が成立しました。