『小樽市』の離婚相談

離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。

例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。

ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで小樽市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

小樽市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、小樽市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時:週1回程度

問合せ先:生活安全課

電話:0134-32-4111(内線:200)

また調停経験者による身の上相談も実施されています。

女性相談

女性相談員による相談です。夫婦、家族、子育てなどついて相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:平日(9時~17時20)

会場:小樽市勤労女性センター内

問合せ先:女性相談室

電話:0134-32-4111

DVに関する相談は、0134-22-6010となります。

人権相談

法務局職員、人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時:平日(8時30分~17時15分)

会場・問合せ先:札幌法務局小樽支局

電話:0134-23-3012

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:戸籍住民課

電話:0134-32-4111(内線:281)

各サービスセンター(駅前・銭函・塩谷)にも届け出可能です。

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:国保年金課

電話:0134-32-4111(内線:395)

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、小樽年金事務所までお問い合わせください。

所在地:小樽市富岡1-9-6

受付時間:平日:8時30分~17時15分

問合せ先の電話は、自動音声案内となります。

国民年金課:0134-23-4236※国民年金の諸届出・相談など。

お客様相談室:0134-65-5002・5003※年金給付に関する相談・請求・諸変更届出、年金記録問題対応の事実調査確認など。

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:国保年金課

電話:0134-32-4111(内線:395)

小樽市のひとり親家庭の支援

◯子育て支援室(こども福祉課児童福祉係)

・児童扶養手当
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・母子・父子・寡婦福祉資金
・母子生活支援施設

電話:0134-32-4111(内線:314)

◯後期高齢・福祉医療課(福祉医療係)

・ひとり親家庭等医療助成制度

電話:0134-32-4111(内線:311)

◯障害福祉課

・特別児童扶養手当

電話:0134-32-4111(内線:302・303・444)

小樽市役所※相談の日時や予約の確認は、小樽市役所ホームページをご確認下さい。


窓口業務時間:平日:9時~17時20※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:小樽市花園2-12-1

代表:0134-32-4111

小樽市の離婚事情

小樽市の離婚件数の推移です。

平成元年:302組
平成5年:284組
平成10年:337組
平成15年:380組
平成20年:292組
平成25年:217組
平成26年:210組
平成27年:224組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:1210世帯
平成17年:1413世帯
平成22年:1351世帯

離婚エピソード:『離婚への道と子育ての悩み』

私は第一子を出産して間もなく離婚を経験しました。

「結婚する時より離婚する時の方が体力気力ともに何倍も疲れる」とはよく言ったもので、離婚を決意してから行動を起こして離婚成立に至るまで、一般的な平均からするとさほど長くはなかったとは思いますが、本当にとても疲れました。

今となっては離婚できた事に感謝しています。

一方が離婚を望んでいても現実スムーズに離婚できない方も沢山いらっしゃるみたいなので。夫婦というものは違う環境で育った他人同士の2人なので、一度でも溝が生まれるとその溝を完全に修正する事は出来ない気がします。

浮気や性格の不一致・教育に対する考え方の違いなどで少しずつ広がる溝はいつのまにか深くなり、気がついた時には「どうせ分かってくれない」と諦めた気持ちが常に胸に引っかかり、溝を埋めるために気を遣い合ったり、顔色伺いながら生活をする。

そんな生活の中で埋められない溝に対するストレスとどう向き合っていくか、耐えられる人は強い人だと思います。私は耐えられないどころか、1人で子育てをしていく術を常に模索していました。

離婚をして5年程経ちますが、現在の悩みは「蛙の子は蛙」という事です。血は争えないものです。

私の場合は考え方の違いから溝が生まれていきましたが、なんと唯一の宝物であるはずの息子は、元旦那のミニチュアのようなもので、やることなす事全てにおいてそっくりすぎて毎日衝突します。

「一緒に暮らしていたらあんな風に育つかもしれない」という思いから離婚への道はスタートしたのですが…やはり、血を継いでいる以上どのような環境でもDNAは嘘つかないものです。

一般的な離婚後の子育ての悩みと言えば、経済的な面で子供に対して思うようにしてあげられないと考える方が多い中、私の場合は「どの様に育てあげればいいかのヒントが得られない」という事が1番の悩みです。

パートナーがいれば、意見を交換したり飴と鞭で役割を分担したり、またうまくいかない事があっても慰め合ったり出来るところが、ひとり親だと全てを1人で解決していかなければならない。

そういう面での苦労はこれからもずっと続くのだろうなと、最近つくづく思います。でも、パートナーが側にいるにも関わらず、1人でこなさなければいけない環境よりは、やはり離婚できて良かったと、間違ってなかったとそれだけは胸を張って言えます。