『小郡市』の離婚相談

離婚時にはたくさんの取り決めや手続きがあります。

例えば、親権、養育費、慰謝料、財産分与と言った取り決めを行う必要があります。

ただし法的ことが関わってくるので、簡単に判断できなこともたくさんありません。そこで相談したいのが離婚問題に詳しい専門家です。専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。

また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで小郡市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

小郡市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、小郡市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

社会福祉協議会の無料相談

小郡市社会福祉協議会で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時：月2回程度。詳細は社協HPをご確認下さい。

会場・問合せ先：小郡市社会福祉協議会

電話：0942-73-1120

おごおり女性ホットライン

女性相談員による相談です。DV、セクハラ、家庭、夫婦などの悩みについて相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時：平日（10時～17時）

電話：092-513-7337

人権相談

人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。

相談日時：月1回程度

会場：人権センター内の小会議室

問合せ先：人権・同和対策課

電話：0942-72-2111（内線：432）

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き（離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など）についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先：市民課（戸籍係）

電話：0942-72-2111

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか？裁判離婚なのか？離婚後の名前はどうするのか？

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：国保年金課（医療・年金係）

代表：0942-72-2111

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

年金の手続きや相談は、久留米年金事務所までお問い合わせください。

所在地：久留米市諏訪野町2401

受付時間：平日：8時30分～17時15分

電話：0942-33-6192

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先：国保年金課（国保係）

代表：0942-72-2111

小郡市のひとり親家庭の支援

◯子ども育成課（医療・手当係）

・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
・ひとり親家庭等医療費の助成

◯子育て支援課（児童家庭係）

・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金

代表：0942-72-2111

小郡市の離婚事情

小郡市の離婚件数の推移です。

平成元年：42組
平成5年：45組
平成10年：70組
平成15年：97組
平成20年：77組
平成25年：90組
平成26年：72組
平成27年：84組

なお平成28年の福岡県の離婚件数：9772組、離婚率は1.93です。

全国の離婚率は1.80％となります。

離婚エピソード：『素敵な彼女と結婚した息子に感謝』

息子が中学二年生の時に夫と離婚しました。

息子はお父さんっ子だったのでとてもかわいそうでしたが、夫には女性ができて浮気が原因で、しかもその女性と結婚したいと言われたので息子は私の方にきました。

当時は1人で「本当は夫のほうにいきたかったよね、、」と思い、悲しくなりました。しかしある時、「ねえ母さん。俺、最初から母さんのほうにくるつもりだったよ！父さんにはあの人がいるけど、母さんには僕がいないとだめだからね。」と言ってくれたのです。

涙が溢れて、止まりませんでした。「やめろよ〜。」と嫌がる息子を、「ありがとう、本当にありがとう」と言いながら泣きながら力いっぱいに抱きしめたのを今でも覚えています。

私の小さな恋人であり、ボディーガードであり、時にはワガママな王子様でもあった息子も成長し、高校3年生になると彼女を家に連れて来ました。

とても清楚で綺麗な子で、明るく愛嬌があり、息子ながら「なかなかやるなぁ」と思いました。そんな素敵な彼女が、「いつもおかあさんのお話聞いています。

俺はおかあさんのボディーガードであり、恋人でもあるんだって、自慢気に言ってますよ」と笑いながら教えてくれました。

彼女にまでそんな話をするなんて、、と思いましたが、そんな話をできるなんて、なんだか2人がとても大人な素敵なカップルに見えました。

2人はそれから8年付き合い、先日結婚しました。本当に素敵な娘ができて、幸せな気持ちでいっぱいです。息子がたくさんの幸せをくれました。

シングルマザーとして息子が独立するまで10年ちょっとの間、やはり大変なことは沢山ありました。

特に私の場合は、中学、高校、大学と一番お金がかかるときに離婚したため、塾や勉強にかかる費用は家計を圧迫するものでした。

離婚原因が相手の不貞行為だったので、慰謝料を請求することもできましたが、相手の収入が少なかったこともあり、結婚期間中に大した貯蓄ができなかったので、大した金額を慰謝料として受け取ることはありませんでした。

また養育費についても同様で、最初の数ヶ月は振り込みがありましたが、相手の失業をきっかけに養育費が振り込まれることはなくなってしまったのです。

このように離婚後の生活は、非常に不安が多くスタートとなってしまったのです。

幸いなことに息子がすでに中学生で、世話がかからないため、子育てを気にして仕事を探す必要がなかったのはよかったです。

そして私が就職を探すときに、なるべく長く安定した会社に勤めたいということでした。

これを実現するには資格を持っていることがとても役に立ったのです。

私がシングルマザーの方に言えるのは、子育て、お仕事で日々の生活が大変なのは承知していますが、可能な限り資格をとる勉強をするといい思います。

シングルマザーに適した資格は様々ありますので、まずは自分が興味を惹かれる資格を探してみて下さい。