『岩国市』の離婚相談

離婚するかしないか・・・簡単に結論を出すことができないのが離婚です。

そんなときに、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの悩みごとを離婚問題に詳しい専門家に相談をすることで、正しい離婚を選択をすることができるかもしれません。

また悩みに悩んで離婚した後、あなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。

例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。

また国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。

そこで岩国市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。

公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談ですので、離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。

ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。

岩国市で利用できる無料の離婚相談

まずご紹介するのは、岩国市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。

弁護士による離婚相談

市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。

相談日時:月2回程度

会場:市役所内相談室

予約先:市政相談室

予約専用:0827-22-0320

DV相談

DVについて相談が可能です。詳細はご確認下さい。

◯電話・面談相談※面談相談は予約制です。

相談専用:0827-29-1155

各総合支所の地域振興課でも相談が可能です。

問合せ先:男女共同参画室(女性相談窓口)

人権相談

人権擁護委員、法務局職員による相談です。人権問題に関する相談が可能です。詳細はご確認下さい。

◯法務局常設相談所

相談日時:平日開催

問合せ先:山口地方法務局岩国支局

電話:0827-43-1125

また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。

詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。

離婚の手続き

では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。

離婚届の提出

時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。

問合せ先:市民課

電話:0827-29-5040

離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。

協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?

などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。

離婚時の年金手続き

□離婚時の年金手続き

離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。

用意するもの

1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)

2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)

3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)

4.印鑑

問合せ先:保険年金課(国民年金班)

電話:0827-29-5086

各総合支所(由宇、玖珂、周東、錦、美和)の市民福祉課、各支所(本郷、美川)の市民福祉班にも問合せ可能です。

また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。

年金事務所

岩国年金事務所では、年金相談が可能です。

所在地:岩国市立石町1-8-7

受付時間:平日:8時30分~17時15分

電話:0827-24-2222

離婚時の国民健康保険異動届手続き

離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。

問合せ先:保険年金課(賦課班)

電話:0827-29-5084

岩国市のひとり親家庭の支援

◯こども支援課(児童班)

・児童扶養手当
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
・母子寡婦福祉資金貸付制度

電話:0827-29-5075

◯障害者支援課(福祉こども医療班)

・ひとり親家庭医療費助成制度

電話:0827-29-5074

◯障害者支援課(障害者福祉班)

・特別児童扶養手当

電話:0827-29-2522

岩国市役所※相談の日時や予約の確認は、岩国市役所ホームページでご確認下さい。


開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。

所在地:岩国市今津町1-14-5

代表:0827-29-5000

岩国市の離婚事情

岩国市の離婚件数の推移です。

平成元年:180組
平成5年:251組
平成10年:265組
平成15年:373組
平成20年:279組
平成25年:257組
平成26年:237組
平成27年:251組

次に母子家庭世帯の推移です。

平成12年:851世帯
平成17年:1098世帯
平成22年:1133世帯

離婚エピソード:『私の離婚がマイナスだけではない理由』

どんな人も離婚を前提に結婚をする人はいないと思います。

まず、結婚するくらい好きな人と出会えること自体が奇跡ではないでしょうか。もちろん、私自身も自分が離婚するとは考えもしていませんでした。

でも、その時は結婚4年目という、意外と早くやってきました。それは元夫の気持ちが私から離れただけでなく、元夫の浮気ならぬ本気の恋が理由でした。

元夫の気持ちが離れただけなら、世の中には復縁するカップルもたくさんいるのですから、もう一度やり直すことができたかもしれません。

でも、好きな相手ができたとなると、それは可能性がゼロに等しいのです。元夫の気持ちが離れた理由は私にあります。

彼の優しさに甘えあぐらをかき、どんどん我がままになっていき、時にはヒステリーを起こすような女になっていたのですから、気持ちが離れるのも無理はなかったのです。

そんな時に元夫が出会ったのは優しくて料理上手な可愛い独身女性でした。

二人は同じ趣味を通じて知り合ったようで、不倫関係になってからは外泊も頻繁で、家にいても携帯をずっといじって連絡を取り合っていて、浮気を隠す素振りさえありませんでした。

私は元夫の気持ちが離れているのもわかっていて、自分の気持ちも離れ始めていたので、このまま仮面夫婦を続けていくのも辛いものがあり、離婚を考え始めていました。

ですが、元夫の浮気ならる本気の恋にはさすがに気持ちが乱れてしまい、泣きわめきながら責め立てました。もちろんそんな事をすれば気持ちはさらに離れていきますが、その時の私にはそれが精いっぱいの抵抗だったのかもしれません。

そして、元夫は家に殆ど帰って来なくなりましたが、半年くらいは意地をはって離婚を拒んでいました。でもある時突然、意地をはるのにも疲れてしまい馬鹿らしくなったのです。

お互いに気持ちが離れていて戸籍上だけの夫婦でいる事には何の意味があるのかと思い、この先もまだまだ続く自分の人生を大事にしなければならない事に気づいたのです。

それに、元夫は私の我がままとヒステリーに耐えただけでなく、結婚生活の中で私のダメな部分を気づかせてくれたのです。

なので、離婚をする時には感謝と謝罪の気持ちを伝えました。元夫は最後まで優しく、自分が悪かったと言ってくれました。そして、離婚はマイナスな経験だけでなく、私を成長させてくれたプラスの経験にもなりました。