離婚時、親権、養育費、慰謝料、財産分与などの取り決め、名字、保険、年金、手当などの手続き行う必要があります。
特に取り決めに関しては、法的なことが関わってくるため、自分一人では簡単に判断できなこともたくさんありません。
そこで活用したいのが、離婚問題に詳しい専門家への相談です。
専門家のアドバイスが、正しい離婚を選択の手助けになることもあるでしょう。
また悩みに悩んで離婚した後もあなたがやらなくてはならない手続きはたくさんあります。
例えばお子さんがいるご家庭では、『児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成』などの手続きは忘れてはなりません。
さらに国民年金、国民健康保険、名字の変更といった手続きも必要になります。
そこで岩倉市内で開催される離婚に関する無料相談と離婚に関わる各種手続きについてご紹介していきたいと思います。
公的機関である役所で行われる相談は、原則無料相談です。
離婚のことで気になることがある方はぜひ活用することをおすすめします。
ただし相談する前には、予約方法、日時、相談内容などは事前に確認ください。
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岩倉市で利用できる無料の離婚相談
まずご紹介するのは、岩倉市内で開催されている無料相談です。市民を対象と無料相談ですので、是非活用下さい。
弁護士による離婚相談
市役所で開催される弁護士による相談です。予約時に親権、養育費、財産分与、慰謝料など離婚に関する相談が可能かご確認下さい。
相談日時:月2回
会場・問合せ先:市民相談室
電話:0587-38-5822
人権相談
人権擁護委員による相談です。親子、夫婦間のトラブルなど人権問題に関する相談が可能です。詳細はにご確認下さい。
相談日時:月1回
会場・問合せ先:市民相談室
電話:0587-38-5822
また上記以外でも弁護士会、法テラス、家庭裁判所などでも無料相談が開催されています。
詳細は「【離婚相談】あなたのまちの無料相談」で確認下さい。
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離婚の手続き
では次に、離婚後に役所で必要な手続き(離婚手続き、年金、国保、児童扶養手当、医療費助成など)についてご紹介します。
離婚届の提出
時間外は預かりの対応となり、不備があると修正して再提出する必要があります。そのため受付時間内の提出をおすすめします。
問合せ先:市民窓口課(窓口グループ)
電話:0587-38-5807
離婚届を出す前に、まずは必要書類、受付時間を必ず確認しましょう。
協議離婚なのか?裁判離婚なのか?離婚後の名前はどうするのか?
などで必要書類が異なりってきますので、2度手間にならないようにしっかりと事前準備しましょう。
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離婚時の年金手続き
□離婚時の年金手続き
離婚などで厚生年金から国民年金に切り替わるときは、手続きが必要となります。
用意するもの
1.本人の年金手帳(又は基礎年金番号がわかるもの)
2.社会保険喪失証明書など(扶養からはずれた日がわかる書類)
3.離婚日がわかる書類(戸籍謄本など)
4.印鑑
問合せ先:市民窓口課(窓口グループ)
電話:0587-38-5807
また保険料の支払いが厳しい状況のときは、保険料の申請免除制度がありますので、未払いで放置するのではなく役所にご相談下さい。
年金事務所
年金の手続きや相談は、一宮年金事務所までお問い合わせください。
所在地:一宮市新生4-7-13
受付時間:平日:8時30分~17時15分
電話:0586-45-1418
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離婚時の国民健康保険異動届手続き
離婚などで国民健康保険に切り替わるときは、手続きが必要となります。
問合せ先:市民窓口課(保険医療グループ)
電話:0587-38-5833
岩倉市のひとり親家庭の支援
◯子育て支援課(児童グループ)
・児童扶養手当
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
電話:0587-38-5810
◯市民窓口課(保険医療グループ)
・母子・父子家庭医療費助成制度
電話:0587-38-5833
◯福祉課障がい福祉グループ
・特別児童扶養手当
電話:0587-38-5809
岩倉市役所※相談の日時や予約の確認は、岩倉市役所ホームページをご確認下さい。
開庁時間:平日:8時30分~17時15分※曜日・部署により異なる場合があります。
所在地:岩倉市栄町1-66
代表:0587-66-1111
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岩倉市の離婚事情
岩倉市の離婚件数の推移です。
平成元年:70組
平成5年:60組
平成10年:114組
平成15年:115組
平成20年:76組
平成25年:92組
平成26年:98組
平成27年:87組
なお平成28年の愛知県の離婚件数:12464組、離婚率は1.7です。
全国の離婚率は1.8となります。
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離婚エピソード:『子連れ再婚同志の複雑すぎる家族関係』
私の知人に、とても複雑な家庭があります。その人達は子連れで再婚していますが、女性のほうは、長男を設けたあとすぐに初婚の男性と離婚、DVが理由のため長男を引き取りシングルマザーとして暮らしていました。
そこにお見合い相手がやってきました。彼にも子供がありましたが、お子さんは奥さんが親権を持っていたので実質彼は一人暮らしだったのです。
それで結婚話がまとまり、最初は彼女のお子さん一人と彼と三人の暮らしが始まりました。お子さんが4歳のときでした。
その後二人の間には三人子どもが産まれました。子供達が小さい時は賑やかで幸せそうでしたが、長男が大学へ行く年齢になったときのことです。
ご主人が、家業を継がせるのを次男と前妻との息子とし、奥さんの連れ子だった長男は、家から追い出されてしまったのです。
大学へ行くお金も全額は出してもらえませんでした。そこで、奥さんの義理母が怒って間に入り、文句を言い始めたので、これまで上手くいっていた家族関係に大きな亀裂が入ってしまったのです。
そして長男は、うつ病になってしまい、軍隊に入ることまで考え出すようになったのです。
これが再婚をする人たちの人生の結果なのだなと思いながら心を痛めて見守るだけしかできません。
だから、子連れで離婚をするということや再婚とはどういうことなのか。一時の感情だけではなく、もっと将来を見据えた決断をするべきだと思います。
計画性やシュミレーションをきちんとすれば間違いは少なくてすむのです。そのときの感情だけで動くから予想していないことが起きてしまいます。
それではこの二人が再婚していなかったとしたらどうなっていたのでしょうか。彼女はシングルマザーで寂しかったかもしれませんが、長男だけを立派に育てあげてそれから恋愛を考えても良かったのです。
そうすればその子供も結婚というのはそのように責任を取るべきものなのだということを学ぶことができます。
再婚をして自分を家から追い出した母親と義理の父を見て育った彼は、この先もずっと不安を抱えたまま生きていくことになるでしょう。
そういった代償は本当に大きいのだなと感じる今日このごろです。
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